2005年05月02日

定款作成

会社設立ワンポイント(定款作成)

mm21定款の作成は実は奥が深くてそれだけで本が何冊も書けてしまうほどです。企業買収に対する対抗策を入れたりするのも定款ですし、株主総会の運営の仕方なども書かれていたりします。会社の基本事項を定めたもので、公証役場で認証してもらうことにより効力を生じます。会社を作るときは必ず定款を作成する必要があります。

定款はその会社にとって、必ず守らなくてはならない規則です。ただ、商法に強行規定があるときは商法が優先します。

手っ取り早くシンプルな定款のひな形が欲しいという方は、日本公証人連合会のサイトにあるものをお使いになるとよいと思います。当面、出資者一人のまま経営していくのでしたら、こういったものでよいかと思いますが、株主が多くなるにつれて、定款にもっといろいろな条項を入れた方が便利になります。これは資本金の少ない会社であっても当てはまります。

例えば、平成16年10月から株券不発行制度ができました。これは定款に株券不発行の条項を入れておくと、株式会社の株券発行義務がなくなるというものです。株主が2〜3人の会社では株券を発行していないことが多いのですが、株主から発行請求されると発行しなければなりません。小さな会社ではこれが結構な負担になります。実際問題この義務を守っていない会社が多いので、義務を免除する方向に商法が歩み寄ったのですが、この恩恵を受けるには、定款にきちんと記載する必要があるのです。

改正されて半年ほど経ちますが、書店に並んでいる会社設立の本をみても、定款に株券不発行の条項を入れているひな形はほとんどないようです。

このほか、特別決議の定足数規制緩和など、入っていると便利な条項はいろいろありますが、一般の本に載っているひな形は古い法律のまま改訂されていないものが多いです。こういった法改正をきちんと反映させたい方は、ぜひ一度司法書士など専門家に相談してみてください。

mroppon at 11:24│Comments(0)TrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック 会社設立 

トラックバックURL

コメントする

名前
 
  絵文字