2009年05月15日

司法書士の未来

このブログのタイトルである「司法書士の仕事」という言葉で検索して訪問される方が結構いらっしゃるようなので、その方面の話を何回かに分けて書いてみたいと思います。

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最近税理士さんとお話ししていて、税理士試験を簡単にしようという動きがあることを知りました。

ここにあるように、税理士試験の受験者・合格者は年々減少傾向にあります。

公認会計士の合格者が増えて試験が以前より簡単になった関係で、公認会計士に受験者を取られてしまった格好です。

公認会計士になれば税理士の資格もついてきて、試験も簡単になった(本当に合格しやすいのか、どちらも勉強したことのない私が判断できることではありませんが、受験者数を見る限りそのように考えている人が多いということでしょう)となれば、公認会計士試験に流れるのは道理です。

そうすると税理士試験を受ける人が減少して、ひいては税理士という資格そのものの存在意義が問われかねない。だから合格者を増やしましょうということのようです。

司法書士も近い将来似たような状況になるかもしれません。
資格の上では弁護士は司法書士の仕事もできますので、将来弁護士の数が増えれば、司法書士の存在意義が問われます。

もちろん明るい話もあります。

諸先輩方のお陰で、最近司法書士の職域は広がりつつあります。
簡裁代理権取得により債務整理を手がける司法書士は増えていますし、成年後見の分野でも司法書士の認知度が上がりつつあります。事業承継はまだ本格的に取り組んでいる司法書士は少ないと思いますが、司法書士全体の現在の取り組み次第で、将来は司法書士業務の主力業務の一つになりうるかもしれません。

今後も司法書士会が舵取りを誤らなければ、うまく仕事の幅が広がっていくのかもしれません。

ただ、まじめに仕事しているつもりですが、最近の乱発気味の懲戒処分をみていると、10年後無事に司法書士業務をしているか自信がありません。

mroppon at 09:44│Comments(4)TrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック 司法書士の仕事 

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この記事へのコメント

1. Posted by うめKITTY   2009年05月18日 17:11
まったくもって・・・・・・
懲戒処分乱発、資格者の責任をやたらと重く認める(司法書士だけではありませんが)判例続出とくれば、続けていける自信がなくなってきますね。

まじめにやっているつもりですが。。。。。。
2. Posted by 管理人   2009年05月18日 17:27
こんにちは。
資格者の責任を重くするのもそうですが、車でいえば駐車違反のような軽過失で免許停止処分は重すぎると思います。
困ったものです。。。
3. Posted by にんにん   2009年05月26日 19:46
はじめまして。ご相談させて下さい。25歳の息子が仕事を辞めて司法書士の勉強をしたいと申しております。私は司法書士に関しては全く知識がありません。息子の人生ではありますが親として心配は尽きません。ご意見を頂けました幸いです。
4. Posted by 管理人   2009年05月26日 23:29
にんにんさん、はじめまして。
単純に弁護士より簡単だろうと思って勉強を始めると痛い目に会うと思います。相当気合いを入れて勉強しないと合格しませんので、そこは覚悟を決めるようお伝えください。仕事はできれば辞めないほうがいいと思います。
ご健闘を祈ります。

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