2014年09月30日

残暑の日に

涼しいかと思えばまた暑くなったり、でもだんだん秋らしくなってきた気がします。

先日、残暑の日に、公示送達のための現地調査に行ってきました。

裁判所の手続は基本的に書類が相手に届かないと始まりません。そうしないと、架空の債務をでっち上げて知らないうちに財産が差し押さえられたりしますので、反論の機会を与えましょうということです。ただ、どうしても届けられない場合は、裁判所に原則2週間掲示することで、届いたことにしましょうという制度(公示送達)があります。

簡単にそういったことができると悪用されてしまうので、色々手続を踏んで、現地の調査もして、届けるのが無理ですということがわかってから公示送達の手続をします。

現地調査ではポストに郵便が溜まっているか確認するとか、いくつかやることがあるのですが、周囲の家や管理人さんにも聞き込みをしなければなりません。

これが、もう時代に合っていないと思うのは、わたしだけでしょうか?

最近はプライバシー意識が高まっていますので、いきなり知らない人が来ても管理人さんは債務者のことなど教えてくれませんし、周囲の人もよほど良い人に当たらなければ詳しい話は教えてくれないでしょう。オートロックのマンションであれば呼び鈴を鳴らすことはできてもそもそも中に入れずポストの確認もできないケースもあると思います(そういった場合でも、手を尽くしたということで、公示送達はできますが)。

私が行ったときは、何軒か離れた隣の人に「あの部屋の人には会ったこともないし、知らない」とだけ話を聞くことができましたが、名前は教えてくれませんでした(ポストに名前を書いている人も、玄関に表札を出している人も皆無の奇妙なマンションでしたが、ベランダに洗濯物を干しているは結構いたり生活感は結構ある感じでした)。

そのうち調査をしていたら警察を呼ばれて事情聴取されるとか物騒なことも起こりそうな気がします。
(なお、裁判所によっては現地調査を省略したり警察に嘱託できるところもあるようです。)

mroppon at 11:25│Comments(0)TrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック 業務あれこれ 

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