司法書士の仕事

2015年02月19日

登記相談の予約

愛知県の一部では登記相談の予約ができるのですね。

東京でも、東京法務局本局のような混むところは予約できると便利かもしれません。

春日井支局・一宮支局・西尾支局での登記相談は,予約が便利!(PDF)

mroppon at 16:31|PermalinkComments(0)TrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

2012年11月26日

司法書士の仕事に関する本

「司法書士は何をする人か?」を知りたくて当ブログを訪問される方も多いようなので、少し仕事内容の話も書いてみたいと思います。

今回は、司法書士の仕事について書かれた本の紹介です。

スイモ、アマイモ。―司法書士花村大輔のプライド

司法書士会が監修してます。しかも漫画です。PRしようという意気込みが伝わってきます!
内容も面白いらしいです。

新米司法書士・はるかの事件ファイル
新米司法書士・はるかの事件ファイル

会計士さんを題材にした萌え系?小説はいくつかありますが、ついに司法書士でも出ました。
まもなく発売!

動く不動産 (角川文庫)
動く不動産 (角川文庫)

司法書士が書いた登記を題材にした小説です。私も昔読みましたが普通に小説として面白いです。古い本なので法律は当時と若干変わってます。
古本が安く出回ってます。ぜひどうぞ。


以下は業務内容について紹介した本です。
司法書士の「お仕事」と「正体」がよ~くわかる本
司法書士の「お仕事」と「正体」がよ~くわかる本

これが一番新しめ。

司法書士という生き方―司法書士の事件現場から
司法書士という生き方―司法書士の事件現場から

消費者問題中心に書かれたもの。

司法書士をめざす人へ (仕事と資格シリーズ)
司法書士をめざす人へ (仕事と資格シリーズ)


こんなにおもしろい司法書士の仕事
こんなにおもしろい司法書士の仕事


司法書士の仕事がわかる本
司法書士の仕事がわかる本


もっと知りたい司法書士の仕事―市民生活をサポートする法律家
もっと知りたい司法書士の仕事―市民生活をサポートする法律家


mroppon at 17:29|PermalinkComments(0)TrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

2010年01月18日

Yahoo! JAPAN リスティング広告掲載ガイドライン変更

Yahooから標題のメールが来た方も多いと思います。

弁護士・司法書士のリスティング広告を出す場合の条件(以下枠内は引用)
※国家資格を有する業種(弁護士/司法書士)は以下のすべての要件を満たす必要があります
・代表者氏名、事務所住所、事務所電話番号、代表者の所属会の記載があること
・各士業の所属会の定める広告関連規定に抵触しないこと
・取り扱う業務における明確な料金体系の表示

国家資格を有する業種と書いておきながら、弁護士と司法書士だけ名指しされているのは、それだけ債務整理の広告にクレームが多いのかもしれません。

弊事務所の場合は、かなり前から上記の要件を満たすHPとしているつもりです。

飲食店や派遣業者、宅建業者などでは、営業許可証を店内の目立つところに掲示していますよね?

一般の業種がちゃんと許可等取っていることを許可番号等とともに明示しているのに、国家資格業種でそれをやらないのはおかしいと思い、HPに登録番号等を載せています。

料金体系も、難易度等で変わる性質があるので全部を網羅するのは無理ですが、よくある登記についてはできるだけわかりやすい形で掲載しているつもりです。

たまに旧報酬基準を貼っている事務所がありますが、あんな資格者でもわかりにくいものを一般の人が理解できると思ってるんでしょうかね?

Yahoo広告の変更点としては、上記のほか、
A)掲載できないサービスに「各種工作行為(復縁させる行為、別れさせる行為など)」を追加

と変更されましたが、これも当然で、以前は別れさせ屋とか、公序良俗に反すると思われるサイトが堂々とリスティング広告を出していてあきれました。


mroppon at 22:35|PermalinkComments(0)TrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

2009年05月27日

登記簿謄本の取得

栗本薫先生亡くなってしまいましたね。。。
私は高校生の頃グイン・サーガ読んでましたし、今BSでやっているのも録画して観てます。
謹んでご冥福をお祈りいたします。

==
司法書士の仕事(2)〜登記簿謄本の取得〜

土地、建物、会社などの登記簿謄本(登記事項証明書)を取ったりするのは司法書士(もしくは土地家屋調査士)の仕事になります。

登記がオンライン申請になる前は、遠方の謄本は法務局の近くの司法書士の方に頼んでいたのですが、最近断られるケースが増えていて、必要なときに受けてもらえる方を探すのに苦労します。

オンライン化前は登記は郵送ではなく必ず窓口に提出する必要がありました。ですから遠方の登記は必ず現地の先生に復代理で申請をお願いすることになり、その前の調査の段階で謄本をお願いした先生に、復代理もお願いするという流れがあったように思います。

ところが、今はインターネットや郵送で申請ができるようになりましたので、復代理の仕事は激減しています。

なので、割の合わない謄本の仕事は受けてられない、、、ということなのでしょうか???

もちつもたれつのような気がしますので、うちの事務所は法務局の近くではありませんが、同業の方から依頼があれば取りに行ってます。

mroppon at 13:43|PermalinkComments(0)TrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

2009年05月15日

司法書士の未来

このブログのタイトルである「司法書士の仕事」という言葉で検索して訪問される方が結構いらっしゃるようなので、その方面の話を何回かに分けて書いてみたいと思います。

==
最近税理士さんとお話ししていて、税理士試験を簡単にしようという動きがあることを知りました。

ここにあるように、税理士試験の受験者・合格者は年々減少傾向にあります。

公認会計士の合格者が増えて試験が以前より簡単になった関係で、公認会計士に受験者を取られてしまった格好です。

公認会計士になれば税理士の資格もついてきて、試験も簡単になった(本当に合格しやすいのか、どちらも勉強したことのない私が判断できることではありませんが、受験者数を見る限りそのように考えている人が多いということでしょう)となれば、公認会計士試験に流れるのは道理です。

そうすると税理士試験を受ける人が減少して、ひいては税理士という資格そのものの存在意義が問われかねない。だから合格者を増やしましょうということのようです。

司法書士も近い将来似たような状況になるかもしれません。
資格の上では弁護士は司法書士の仕事もできますので、将来弁護士の数が増えれば、司法書士の存在意義が問われます。

もちろん明るい話もあります。

諸先輩方のお陰で、最近司法書士の職域は広がりつつあります。
簡裁代理権取得により債務整理を手がける司法書士は増えていますし、成年後見の分野でも司法書士の認知度が上がりつつあります。事業承継はまだ本格的に取り組んでいる司法書士は少ないと思いますが、司法書士全体の現在の取り組み次第で、将来は司法書士業務の主力業務の一つになりうるかもしれません。

今後も司法書士会が舵取りを誤らなければ、うまく仕事の幅が広がっていくのかもしれません。

ただ、まじめに仕事しているつもりですが、最近の乱発気味の懲戒処分をみていると、10年後無事に司法書士業務をしているか自信がありません。

mroppon at 09:44|PermalinkComments(4)TrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック